理事長挨拶

現代社会の中で障がい者、障がい児を抜きにした生活はどの立場に立っても考えられません。

健常者と障がい者が共に壁の無い関心ある社会を作り上げなければならない時代であると考えます。

私はファミリーホーム事業で養育している子ども達と過ごす中でこの問題とどう向き合いどう大人として寄り添い共に乗り越えていけるかを考えました。

国や県が推奨しているユニバーサル社会を目指す事で、地域で、市内で何かできることがあるのではないか、その先に私が育てている軽度重度の障がいを持つ子ども達の選択肢を増やすことができ、一つの求められる居場所となり、心の安心を与えることが出来るのではないか。

また、安全で安心して生活できる場所、あるいは、安全に安心して帰ってこられる場所、それが誰にとっても故郷(ふるさと)になるのではないか、そう考えるようになりました。

その思いを育ててくれたこの地域で私はより思いを深くし、沢山の皆様が安全で安心できる就労の場とし、関わりある全ての方々が笑顔多き集える場になりますよう共に進んでまいりたいと深く思います。

理事長

理事長 猶原 恵理
平成29年2月1日 「ファミリーホーム ゆずの木」開所
現在6名の障がいを持つ子どもの養育を行っている。